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寒さ厳しい日々が続いておりますが、本日よりギャラリーでは新しい展示が始まりました!

渡邉茂樹 写真展
「品川用水の面影 ー古地図でたどる、かつての水路ー」

2021.1.21(金)- 2.2(水) ※木曜定休

こちらの展示や作品内容については以下のページでも紹介されています。ぜひ併せてご覧ください。
・しながわ観光協会 フォトグラファー渡邉茂樹「品川用水の面影」
・品川経済新聞 戸越銀座で写真展「品川用水の面影」 区内在住の写真家が古地図手掛かりに

フォトグラファーの渡邉茂樹さんによる写真展。
品川区出身で、これまでにも戸越銀座商店街の人々や、品川の鉄道など、地域に根ざしたテーマで写真展を開催して地元を盛り上げてくれています。今回は品川用水の面影をたどる写真展。

「品川用水」は江戸時代より玉川上水をその元として、わずかな高低差のみを頼りに、武蔵野からはるばる品川までやってきた農業用水。市街化のうねりの中でその役目を終え、埋め立てられたり暗渠となって、昭和20年代には姿を消したということです。

写真に囲まれて中央に展示されているのは品川の古い地図。

撮影地点も地図と照らし合わせてわかりやすく見ることができて、用水路跡地を実際に辿っているような感覚を味わえます。
また、写真はすべて雨の日や雨上がりなど、路面が濡れている状況を狙って撮られたとのこと。なかなか当時の姿を思い浮かべるのは簡単ではありませんが、緑の中をゆるやかにうねる路地や、ぎらっと光る濡れたアスファルトをぼんやり見ていると、かつての水の流れが頭に立ち上ってくるように思えます。

お近くの方は、見知った場所もたくさんあるかと思います。水路があったころの風景を想像しながら実際に歩くと、いつもの道も少し違って見えて楽しいかもしれませんよ。

会期中はポスターパンフレット(税込500円)も販売しております。

裏面はメイン作品が一面に大きく印刷されています。
お越しの際にはぜひおひとつどうぞ。

Staff オクイ

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