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今年の梅雨は本当に晴れ間が少ないです。
毎日どんよりしたお天気でしたが、今日は晴れています。
久しぶりの太陽は本当にありがたく感じますね。
さて、本日よりギャラリーでは新しい展示が始まりました。

「2019/MM/DD–日付入り写真の転換期」展
2019.7.19(金)- 7.31(水) ※木曜定休
〈出展者〉
朝倉崇 / 石井正則 / 漆原豊 / 加納準一郎 / 小池英文
鈴木文彦 / 中瀬裕 / 古川真広 / 前田和也 / 山本春花


サイズも展示方法も被写体もばらばらに見える展示写真。
その共通点は写真に焼き込まれている「日付」です。
かつてはよく見られた「日付入り」のフィルム写真。
この、写真に日付を印字する ”デート機能” を備えたフィルムカメラの多くが、
2020年以降の年を印字できないという「2019年問題」を抱えているそう。
転換期であるこの時期に、これからの「日付入り写真」を考える一つのきっかけになれば
と企画された、ちょっと面白い写真展です。

これこれ、右下のオレンジのデジタル数字!
ひと昔前の写真にはよく入っていましたが、
いつまでの日付が入れられるのかなんて当時は考えていませんでした。
2020年以降の日付が印字できないのであれば、日付を印字しない設定にすればいいだけで、
カメラとしては問題なく使い続けられるのですが・・
たしかに何か心に引っかかるものがあるように思います。
最近は若い人にもコンパクトフィルムカメラが人気ですが、
"デート機能"の期限が近づいているカメラをお持ちの方も多いかもしれませんね。
失われゆく古き良き機能に、思いをはせながらぜひご覧ください。
Staff オクイ

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