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11月、ももう中盤ですね。時間が過ぎるスピードが速くなってきました。
何年たっても、秋から年末にかけての時間の速さには慣れません・・

さて、ギャラリーでは秋にもぴったりな展示が始まりましたよー。

daiki kitazawa 写真展 「泡沫」
2021.11.12(金)- 11.24(水) 
※木曜定休 ※最終日は19時まで

記憶は、全て曖昧で儚いものです。
人が活動する中で古い記憶は次々に新しい記憶に置き換えられていきます。

生まれては形を変えて消えていきます。

その様がまるで泡を見ているようで今回の展示に「泡沫」と題を付けました。
(展示キャプションより抜粋)

「何のために写真を撮るんだろうか」という問いへの答えのひとつとして、「記憶の密度を濃くするため」だと考えているというdaiki kitazawaさん。
たしかに、写真を見るだけでその瞬間の記憶が一瞬で蘇ることがあります。また、たくさんの出来事や時間を経て、埋もれて曖昧になっていく記憶の中で、写真が残っているシーンの記憶は他に比べていつまでも色濃く残っているのもたしかだなと思います。
「記録する」ことは写真の大きな役割ですが、自分を形作ってきた経験や記憶や感情など…「記録」という一言では片づけられないほどたくさんのものを留めておくことができる力を持っているように思います。

展示作品はすべて今年撮られたものとのこと。
泡沫のように消えないように、と切り取られた kitazawaさんの記憶の断片、ぜひご覧になってみてくださいね。

Staff オクイ


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